名古屋市で空き家を相続したら解体すべき?売却すべき?判断のポイントを解説
空き家、壊すべき?売るべき?誰もが悩む問題
「実家を相続したけど、古くて使い道がない…」「解体するべき?それとも売れる?」
そんなお悩みを、名古屋市内で抱える方が年々増えています。
実際、名古屋市の空き家率は全国平均を上回る11.7%(総務省調査)。
とくに昭和区・名東区・中村区・緑区などでは、相続による空き家の放置が目立ち、
「壊すか?売るか?」という判断を迫られるケースが急増しています。
今回は、不動産の専門家として、“解体と売却、どちらが得か?”をテーマに、判断のヒントをお届けします。
① 解体するメリット・デメリットとは?
空き家が老朽化している場合、「壊してから売ったほうがいいのでは?」と思う方も多いはずです。
実際に解体にはメリットもありますが、意外と知られていない“デメリット”もあるんです。
🔴 解体のメリット
・更地にすることで土地としての用途が広がる
・倒壊や火災のリスクを回避できる
・周辺からの景観クレームを防げる
✖解体のデメリット
・解体費用がかかる(木造で100万~150万円以上が相場)
・更地にすると固定資産税が最大6倍に増額(住宅用地特例の解除)
・売却する際に「古家付き土地」としての需要を逃す可能性もある
② 「古家付き土地」で売るという選択肢もあり!
「古いから壊さないと売れない」…実は、これは誤解です。
名古屋市内では、「古家付き土地」として販売されている物件も多く、
買主側が自ら解体・建て替えを予定しているケースも少なくありません。
とくに人気のあるエリア(千種区・名東区・昭和区など)では、
築年数にかかわらず、立地重視で購入する層(投資家・建売業者など)が活発に動いています。
▶「壊す前に、“そのままでも売れる”かどうか」を、まずはプロに見てもらうのが重要です。
③ 売る?壊す?判断の分かれ目はここ!
下記のようなチェックポイントをもとに、売却と解体の判断ができます。
判断項目 売却に向いている 解体に向いている
建物の状態 雨漏りなし・傾きがない 倒壊リスク・白アリ・腐食がある
立地 駅近・住宅地・整形地 過疎地・変形地・再建築不可エリア
需要 投資家・業者向けの需要あり 個人宅向けで、建物の魅力が薄い
④ 解体前に“絶対知っておくべき”3つの注意点
❶ 固定資産税が増える?
解体後は「住宅用地特例」が外れ、税金が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。
❷ 名古屋市の補助金制度
2024年、名古屋市では空き家の解体に対する直接的な補助金は基本なし(一部例外エリア除く)
❸ 再建築不可リスク
土地によっては、再建築ができない“再建築不可物件”も存在します。
解体前に接道・建ぺい率・容積率の確認を!
▶ 解体の前に「売却できるかどうか」をチェックすることで、数十万円単位で損を防げる可能性があります。
⑤ 解体か売却か迷ったら、まず無料査定から!
「どうすればいいか分からない」なら、最初の一歩は“無料査定”で現状を知ることです。
・売却できる建物か、状態と相場をチェック
・解体しなくても売れるか、複数社で比較
・立地条件や買主ニーズを専門家が分析
株式会社ユーテラスでは、名古屋市全域に対応した空き家専門査定・相談サービスをご用意しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 解体しないと売れませんか?
→ いいえ。築年数が古くても、「古家付き土地」として売れるケースが多いです。
Q. 解体費用はいくらかかりますか?
→ 木造住宅でおおよそ100〜150万円が相場です。構造や立地で変動します。
Q. 家がかなり古いですが、査定してもらえますか?
→ もちろんです。現地調査後、解体の有無も含めて最適な方法をご提案します。
まとめ|壊す前に“売れる可能性”を必ずチェック!
空き家は、放置してもお金がかかります。
だからこそ、「解体する前に本当に売れないのか?」を、専門家と一緒に判断するのがベストです。
・解体=出費・税金増
・売却=現金化+管理リスクから解放
名古屋市に空き家をお持ちの方は、ぜひ一度ユーテラスにご相談ください。
【無料個別相談】解体費用・売却査定・固定資産税のご相談歓迎
【LINE・Web・電話で受付中】名古屋市全域対応
▶ [電話:052-308-4791(平日9:00〜19:00)]
監修者情報
株式会社ユーテラス
代表取締役 塚本 雄介